ドリップスタンド-店外での実用性-

カフェ ラヴニールがある神戸岡本では8月はイベントが多い月です。
先日は岡本ビアガーデン。
6つの岡本の飲食店がブースを出してのイベント。ラヴニールはこのイベントで初の試みとして、ペーパードリップのコーヒーをバイオーダーで提供しました。今週末は岡本サマーフェスティバルがあり、先日のビアガーデンで感じた問題点を改善していこうと考えています。
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ペーパードリップのオペレーションについての問題
屋外では1m80㎝の長机を使用することが多く、この限られたスペースドリッパーは3つを使いまわすのが妥当という前提です(大量に持ち込むのもありですが衛生管理が大変です)
・連続抽出の効率化
前回ビアガーデンでは、ドリッパーとサーバーの間の空間が温度低下の原因になると考えて、ドリップスタンドは使用しませんでしたが、抽出後サーバーから外したドリッパーの始末に困りました。かえって場所を使ってしまい、限られたスペースの中にデッドスペースが増えました。
【解決策】
ドリップスタンドの仕様。穴にドリッパーを装着するタイプでなく仕切りなしのパイプ式を使用することで使用済みのドリッパーをスライドさせてそのまま湯切りする。
抽出→湯切りをドリップスタンドの上で繰り返せば省スペースに。
・湯切りの問題
これは諸説ありますがペーパーフィルタを使用した抽出ではドリッパーに注いだ湯を最後まで(カップに)落とさないという方法があります。特にこの方法の場合ドリッパーに残っている湯の始末は重要なポイントになってきます。またすべての湯を抽出しきる方法の場合でも使用後のドリッパーから滴垂れは起こります。濡れた作業台を拭く作業もその回数が増えると大変です。
【解決策】
同上
・非水平の修正
野外では水平を保つことが困難です。デコボコの地面の上にそのまま長机という場合がほとんどです。水平を維持できなければどんな熟練者でも正確なコーヒーの抽出は困難です。
【解決策】
アジャスター付属のドリップスタンドを使用することで長机上で水平を保つ。
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こんな感じで改善を繰り返しながらイベント出店やセミナーなどを充実させていこうと考えています。
実店舗での営業が中心だったラヴニールにも心強い外販隊ができました。
これからもよろしくお願いします。

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