スペシャルティコーヒーの魅力の一つは素晴らしい香りです。
コーヒーを評価では、
- 鼻から感じる香り=アロマ
- 口に含んだ時に鼻に抜ける香り=フレーバー
と区別しますが、
この抽出方法は特にアロマが際立ちます。
コーヒーの香りについてですが、
高温で抽出すると香りは鮮やかに立ち上がります。
香りは時間が経つにつれて薄れていきます。
よって香りを愉しむには高温短時間の抽出が理想的です。
エアロプレスという抽出器具ですが、
実は色々な使い方ができます。
コーヒーの抽出器具は大きく分けると、
- 透過式(ペーパードリップ・エスプレッソなど)
- 浸漬式(フレンチプレス・サイフォンなど)
に分かれますが、エアロプレスはどちらの方法でも使える便利な器具です。
今回は浸漬式で使用しています。
また、注射器のような形状をしているので浸漬状態のコーヒー液を押し出すタイミングやスピードを加減することで、ペーパードリップなどでは難しい抽出にかける時間もある程度コントロールできます。
今回は エチオピア イルガチャフィーG1セレクションを淹れました。
日本のみかんのように甘みと重なった爽やかな酸と、みかんの皮をむくときにひろがる柑橘の香りが鮮やかに現れました。
レシピ
- プランジャーをひと目盛分差しこんで、逆さまにしたエアロプレスにコーヒー粉を入れる
- 沸騰させたお湯を手早く注ぎ、スプーンなどで撹拌する。
- ソーサーなどで蓋をして30秒置く
- 再度撹拌してフィルターをセットして手早くプランジャーを押し込んで抽出する
材料
- コーヒー豆 中細挽き・15g
- お湯(沸騰させてそのまま注ぐ) 160ml
- 出来上がり量 140ml
使用した器具
使用したコーヒー
*個人的な考察ですので、器具を選ばれる際は相性の良いものをお使いください。