メリタ式:これからハンドドリップを始める方へ

ハンドドリップをこれから始めてみようと思って躊躇するのは、道具を買い揃えるのにそこそこの費用がかかってしまうということ。

中でも細口ポットは高額なので二の足を踏んでしまい、なかなかハンドドリップを始められない方が多いと思います。

そんな方におすすめしているのがメリタのドリッパー。小さい一つ穴の台形です。

小さい一つ穴なので注いだお湯がドリッパー内に溜り、ゆっくりと落ちていくので細口ポットを使った注ぎのコントロールが必要なく安定した抽出が可能です。

 

最初に少しお湯を差してガス抜きをします。今回はお湯50g使いました。

一度コーヒー粉の表面が持ち上がる様に動いて、落ち着いたら(ここでガス抜き完了)ドリッパーの中心を目がけて注ぎを開始します。

今回は200g注ぎ、その後溜まったお湯が少し落ちたら残り80gを注ぎました。

 

ポイントは 

  •  最初に少量のお湯でしっかりとガスを抜いておくこと(粉全体にお湯が回る程度:ここでお湯を使いすぎると成分が十分に抽出されていない液がたくさん入ってしまいます)
  • 抽出の準備ができたらスケールにのせて、分量をしっかりまもりながら淹れること(今回は粉24gに対してお湯330gなので 50+200+80 で淹れました)
の2点だけです。
今回は細口ポットの代わりにミルクフォーマーを使いましたが、ご家庭の急須や計量カップなどお湯が注げるものなら何でも代用可能です。
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今回のレシピ

材料

ラヴニール ハウスブレンド: 24g・中挽き

湯:330ml ・96℃  出来上がり:270ml

 

今回使用した道具

Kalita(カリタ) ミルクフォーマーポット 600cc 64119

 

 

 

Kalita(カリタ) ミルクフォーマーポット 600cc 64119

 

Melitta コーヒーフィルター 【2~4杯用】 メジャースプーン付 SF-M 1×2

 

 

Melitta コーヒーフィルター 【2~4杯用】 メジャースプーン付 SF-M 1×2

 

メリタ フィルターペーパー アロマジック ナチュラルホワイト【2~4杯用 40枚入】PA1X2

 

 

 

メリタ フィルターペーパー アロマジック ナチュラルホワイト【2~4杯用 40枚入】PA1X2

 

 

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 *個人的な考察ですので、器具を選ばれる際は相性の良いものをお使いください。

 

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憧れのネルドリップ

コーヒー好きなら誰もが憧れるネルドリップ。

抽出の様子を動画にしました。 

 

 
口当たりが強い中深煎りや深煎り豆もネルドリップで淹れればまろやかに仕上がります。
 
ポイントは
  1. 前半でコーヒーの粉でネル袋に沿って厚い壁を作って 
  2. 壁ができたら一差しずつ成分を染み出させるイメージで少しずつお湯を注ぎ
  3. 落ちてくる液色が薄くなってきたらペーパードリップのように円を描きながら手早く抽出する
ことです。
 
 比較的抽出に時間がかかるので浅煎りや中煎りアフリカ産などの香りを愉しみたいコーヒーにはあまり適しませんが、
深煎りのスモーキーな香りと甘さを重たすぎず味わうには最適な抽出方法です。
 
 

今回のレシピ

材料

インドネシア マンデリンセレクション: 30g・粗挽き

湯:350ml ・85℃

 
 
今回使用した道具はこちら

ハリオ ドリップポット ウッドネック 1~2人用 DPW-1

 
 
 
 
 
 
 

 
 
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 *個人的な考察ですので、器具を選ばれる際は相性の良いものをお使いください。 
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カリタ 三つ穴のドリッパー

ご紹介する抽出方法は豆を多めに使って、頭(最初の抽出が不完全な部分)と尻尾(必要な成分が抽出されてあとの成分が薄い部分) は捨ててしまう方法です。

頭と尻尾はくれてやれ」です。  

スタンダードな抽出方法だと1杯あたりコーヒー豆は12g使いますがこの方法では20g使います。 

 

 

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カリタ 三つ穴のドリッパー

 

 

初めて豆を買いにい来られた方に「器具は何をお使いですか。」と尋ねると多いのがカリタ・三つ穴ドリッパー。

今でこそハリオの円錐型を使うお店も増えましたが、以前は神戸の喫茶店と言えばほとんどがカリタの三つ穴ドリッパーでした。

焙煎が深めなどで口当たりが少し強過ぎるかな、という豆には良いと思います。

口当たりがよくなり後口の切れも良くなりますが、繊細な風味や複雑な味わいなどはやや平坦に感じるようになります。 

 

おすすめする淹れ方はこちら。

 所謂蒸らし、ガス抜きの工程です。お湯を注ぐイメージではなく、コーヒーの粉にお湯をのせるイメージで。水面を上げずに豆から出るガスで表面が盛り上がりに任せます。

3つ穴ははけがよく、出てくるガスに跳ね返されて十分にコーヒーの成分を抽出していない液が比較的多く含まれるので。出た抽出液は取り除きます。

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そこから抽出です。お湯で10円玉ぐらいの円を描きながら水面を持ち上げていきます。

 

水面が半分の高さまで下がったら、同じように水面を持ち上げていくことを繰り返します。

水面を持ち上げることを繰り返していることで、ドリッパーの豆に対してしっかりとお湯の重みがかかっていることを意識するとうまくいきます。

ドリッパーにはお湯が残っている状態で、必要量がサーバーにたまったらドリッパーを外して抽出終了。

 

今回のレシピ

材料

インドネシア マンデリンセレクション: 20g・中粗挽き

湯:160ml ・85℃

出来上がり量:140ml 

 

 

使用した器具 

 

Kalita ドリップセット 101-DセットN #35165

 

 

Kalita 細口ポット 0.7L
 
  

 

 

 

 

Kalita 細口ポット 0.7L

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 *個人的な考察ですので、器具を選ばれる際は相性の良いものをお使いください。 

 

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